ATMで返済できない原因と対策!クレカやカードローンのエラーを解決する方法

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「返済期日なのに、ATMにカードを入れると『このカードは使用できません』と表示された」。そんな経験がある方も少なくないはずです。返済が遅れると遅延損害金が発生するため、焦ってしまうのも無理はありません。

しかし、ATMでエラーが起きる原因はさまざまで、カード自体のトラブルだけでなくATM側の設定が理由の場合もあります。

この記事では、ATMで返済できない具体的な原因から、今日中に支払いを間に合わせるための即時入金ルート、そしてどうしても解決しない場合の対策までを順番に解説します。

楽天やイオンも対象|カードがATMで返済できない4つの原因

ATMで返済が弾かれる理由は、カードの状態・設定・利用環境・サービスの仕様という4つに大きく分けられます。対象となるのは、楽天カード・イオンカード・エポスカード・三井住友カード・dカード・オリコカード・三菱UFJニコス・三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」・ジャックスなど、多くのクレジットカードやカードローンです。アコムやアイフルのような消費者金融のカードも例外ではありません。

カードの磁気不良・ICチップ破損・向きの間違いによる読み取りエラー

ATMにカードを入れてもすぐ戻ってくる場合は、磁気不良や物理的な破損が主な原因です。カードの磁気ストライプがスマートフォンなど強い磁気に触れたり、ICチップに汚れが付着したりすると、読み取りができなくなります。

また、返済額そのものが原因のこともあります。三井住友銀行の公式FAQ「ATMで返済ができない」では、返済できない原因として①利息額に満たない金額の入金はできない、②借入残高や利息がない、③カードの磁気不良(ATMからカードがすぐに出てきてしまう場合)の3点が挙げられています。少額だけ入金しようとして弾かれている場合は、まず会員サイトで当日の利息額を確認しましょう。

なお、カードの挿入方向はATMの機種によって指定されています。表面の矢印やロゴの向きに従い、まっすぐ挿入し直すだけで解決することもあります。

暗証番号の連続入力ミスや利用限度額オーバーによる利用停止

セキュリティ上の理由から、暗証番号を一定回数以上間違えると、カードにロックがかかり利用停止状態になります。この状態では、ATMでの返済手続き自体が受け付けられません。

また、入金には1回あたりの上限額が設定されています。たとえば三井住友カードのリボ払い返済は、コンビニATM(セブン銀行・ローソン銀行)が1,000円単位で1回50万円まで、三井住友銀行ATMが1円単位で1回200万円までです。上限を超えて投入した紙幣は返却されるため、高額を返済するときは回数を分ける必要があります。

深夜や休日・システムメンテナンス中など提携ATMの利用可能時間外

ATMは24時間稼働しているイメージがありますが、カード会社や銀行、設置場所によって利用できない時間帯があります。深夜から早朝にかけての時間帯や、日曜の夜間から月曜の早朝にかけては、システムメンテナンスに当たりやすい傾向があります。

期日が迫っている深夜に返済を試みる際は、こうしたメンテナンス時間が壁になることもあるため、時間帯には注意しておきたいところです。

カード会社ごとに異なる提携ATMの取り扱い範囲の違い

利用しているカードが、目の前にあるATMと提携していない場合も返済はできません。

たとえばポケットカードは公式FAQで「クレジットカードを使った銀行ATM等からのご返済には対応しておりません」と明記しており、一部入金や一括返済は同社指定口座への振込で受け付けています(振込先はお客さまセンターへ問い合わせて案内を受ける必要があります)。

こうした提携状況はカード会社によって異なるため、返済に使えるATMの範囲を事前に会員サイト等で確認しておくと安心です。

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「このカードは使用できません」と出たら|磁気不良や暗証番号エラーの確認手順

ATM画面に「このカードは使用できません」などのメッセージが出たら、まずは冷静にカードとATMの状態を確認しましょう。焦って同じ操作を繰り返すと、さらにロックがかかるなど状況が悪化する恐れもあります。ここでは、確認の手順と、どうしても解決しない場合の対応を紹介します。

手順確認・実施内容期待できる効果
手順1カードの汚れを拭き取り、挿入方向を確認物理的な読み取りエラーの解消
手順2別のATM(別の銀行・コンビニ)で試す端末側の不具合や相性の切り分け
手順3アプリやマイページで利用状況を確認ロックや利用制限の有無を把握
解決しない場合会員専用サイトから再発行を申請磁気不良・破損の根本的な解決

【手順1】カードの清掃と挿入方向の再確認

まずは、カードの磁気面やICチップ部分に汚れがないか確認し、乾いた布などで優しく拭き取ってください。これだけで読み取りエラーが解消されることがあります。

次に、カードの挿入方向を再確認しましょう。表面の矢印やロゴの向きに従って、まっすぐ丁寧に挿入し直すだけで解決するケースも少なくありません。

【手順2】別のATMでの再試行

特定のATM端末側の不具合や通信障害でエラーが起きている可能性もあるため、別のATMで試すのも有効です。イオンカードの場合、イオン銀行ATMの「イオンカード磁気データ復元サービス」を利用すると、その場で磁気不良を解消できることがあります。

対象はイオン銀行発行のICチップ付きクレジットカード・デビットカードで、物理的に破損したカードは対象外です。またイオン銀行ATMは毎日0:00〜6:00がメンテナンス時間のため、この時間帯は利用できません。

店舗を変えるだけで、何事もなくカードが認識されるケースも珍しくありません。

【手順3】アプリ・WEBのマイページでの利用制限の確認

端末を変えてもエラーになる場合は、カード自体に利用制限がかかっていないか確認してください。楽天カードなどでは、不正検知システムが作動して一時的にカードが停止されることがあります。

アプリや会員専用サイトにログインすれば、エラーの理由やステータスが表示されている場合が多いため、次の対処がしやすくなります。

【解決しない場合】会員専用WEBサイトでの再発行申請

カードの破損が激しい場合や、磁気復元を試しても直らない場合は、カードの再発行手続きが必要です。多くのカード会社では、会員専用サイトからWEB完結で再発行を申請できます。

ただし、新しいカードが手元に届くまでには通常1〜2週間程度かかります。今日の返済期日に間に合わせたい場合は、カードを使わない代替の返済ルートを検討しましょう。

コンビニATMが使えない|返済期日当日に試すべき3つの即時入金ルート

カードのトラブルやATMのメンテナンスで「今日中の返済」が危ぶまれる状況でも、カードを使わずに入金する方法は残されています。ここでは、返済期日当日に試したい3つの即時入金ルートを紹介します。

  • アプリ・WEBからのインターネット返済
  • 指定口座への銀行振込
  • コンビニレジでのバーコード返済

【方法1】アプリ・WEBからのインターネット返済

最も迅速で確実な方法は、スマホアプリやWEBサイトから利用できる「インターネット返済(ペイジー等)」です。

アコムやアイフル、エポスカードなどは、原則24時間、ネットバンキングを通じて即時返済ができます。利用にはインターネットバンキングが使える対応金融機関の口座が必要です。

ただしメンテナンス時間には手続きできません。アコムは毎週月曜1:00〜5:00や毎月第3日曜0:00〜5:30、アイフルは毎週日曜0:00〜6:00などが該当します。

カードの磁気不良は関係なく、自宅にいながら数分で完了します。手数料が無料になるケースも多いため、ATMが使えないときの第一選択肢として検討してください。

【方法2】指定口座への銀行振込

アプリが使えない場合は、カード会社が指定する返済専用口座へ直接振り込む方法があります。振込先の口座番号は、会員サイトや電話窓口で確認できます。

銀行の営業時間外は翌営業日扱いになるリスクがありますが、モアタイムシステムに対応している金融機関同士であれば、夜間や休日でも即時着金する場合があります。振り込む前に対応状況を確認しておきましょう。

【方法3】コンビニレジでのバーコード返済

エポスカードやセゾンカードなどでは、アプリやWEBで入金の受付をしてから返済用バーコードを発行し、コンビニのレジで支払う方法が用意されています。セゾンカードの場合、NetアンサーまたはセゾンPortalにログインして返済したい債権と金額を指定し、発行されたバーコードをレジで提示します。返済後はすぐに利用可能枠へ反映されます。

利用にあたっては次の条件に注意してください。

  • コンビニの支払手数料はお客様負担(支払先や金額によって変動)
  • 入金金額は1回につき上限30万円まで
  • バーコードは受付当日23:59まで有効で、翌日以降は無効になる
  • セゾンカードは毎月14日0:00〜15日6:00がシステムメンテナンスで利用できない
  • エポスカードのバーコード返済は「確定している月々のお支払い分」が対象で、スマートフォンからの利用に限られる

ATMが故障している場合や、カードを紛失してしまった際にも有効な手段です。

なお、引き落とし日の直前に自分で入金すると、二重払いになることがあります。セゾンカードは「毎月23日前後〜口座引き落とし日4日後までにご返済されますと、当社から金融機関へ口座引き落とし依頼をしているため、二重のお支払いとなる可能性がございます」と案内しています。引き落とし口座に残高があるまま別ルートで入金する場合は、事前にカード会社へ確認しておくと安心です。

引き落とし不足で間に合わない!当日入金は何時まで?カード別の再引落と延滞ペナルティ

返済に間に合わないとわかったときの相談先と選択肢

さまざまな返済ルートを試しても資金が用意できない、という状況も考えられます。返済期日に遅れると遅延損害金が発生し、長期化すれば信用情報にも影響しうるため、最終手段として一時的な立て替えを検討する方法もあります。

まずはカード会社へ相談する

入金ルートを確保しても、資金そのものが足りないという状況も考えられます。この場合にまず取るべき行動は、カード会社への連絡です。支払日の変更や分割の相談に応じてもらえる場合があり、無断で遅延するより不利益が小さくなります。

資金そのものが足りない場合に検討できる選択肢

そのうえで、どうしても一時的な資金が必要な場合の選択肢として、大手消費者金融のWEB申し込みがあります。ただし借入は返済総額を増やす行為であり、返済のための借入を重ねると多重債務につながります。

金利と返済計画を確認し、返済のめどが立つ場合に限って検討してください。返済が困難な状態が続いているなら、日本貸金業協会の貸金業相談・紛争解決センター(0570-051-051)などの無料相談窓口の利用も検討しましょう。

原則電話連絡なし(※例外あり)で進められる安心感

緊急時に周囲へ知られず手続きを進めたい方にとって、昨今のサービスはプライバシーへの配慮が進んでいます。多くの大手消費者金融では、原則、電話による在籍確認なし(※)としています。

実績としてプロミスは「実際に98%のお客さまには電話での在籍確認を実施していない」、アイフルは「全体の0.9%にしか実施していない」と公表しており、アコムは「勤務先への在籍確認の電話は100%ありません」としています。

※審査状況により、例外的に電話でのご連絡が必要になる場合もあります。それでも、スマホ一つで手続きを完結させたい方には適した選択肢と言えるでしょう。

無利息サービスを使った利息負担の抑え方

一時的な立て替えであれば、多くの会社が提供している「初回30日間無利息」などのサービスを活用することで、利息負担を抑えられます。ATMエラーが解消して本来の口座から出金できるようになった段階ですぐに返済すれば、コストをかけずに今日の滞納を回避できます。

※適用条件と起算日は会社ごとに異なります。プロミスはメールアドレスの登録とWeb明細の利用が条件で「初回お借入日」から30日間、アコムは登録条件なしで「ご契約日の翌日」から30日間です。詳細は各社の公式サイトでご確認ください。安易な借り入れは避けるべきですが、信用を守るための緊急避難として検討する価値はあります。

まとめ

ATMで返済できないトラブルは、カードの清掃や挿入方向の確認、インターネット返済への切り替えで解決できるケースが多くあります。まずは落ち着いてカードの状態を確認し、それでも解決しない場合はアプリからの直接入金やコンビニレジでのバーコード返済を試してみましょう。

万が一返済期日を過ぎてしまっても、遅延損害金は発生しますが、1日の遅れですぐに「異動」(いわゆるブラックリスト)が登録されるわけではありません。CICは「異動」を**「返済日より61日以上または3ヵ月以上の支払遅延(延滞)があるものまたはあったもの」**、および保証履行が行われたもの・破産手続開始の決定がされたものと定義しています。

ただし、異動に至らない短期の遅れでも、開示報告書の入金状況欄には遅延の記録が残ります。「61日まではセーフ」ではないため、遅れがわかった時点で早めにカード会社へ連絡するのが最善です。返済が間に合わないとわかった時点で、早めにカード会社へ連絡することが、将来の信用を守るための重要なステップです。

参考:三井住友銀行「ATMで返済ができない」
https://qa.smbc.co.jp/faq/show/3262?site_domain=default

参考:楽天カード「楽天カードが使えない原因と解決方法」
https://www.rakuten-card.co.jp/support/unavailable/

参考:アイフル「ATMで返済の取扱いができない」
https://faq.aiful.co.jp/ATMで返済の取扱いができない-63a97e308e4f54001d60c9a1